「この道を行けばどうなるものか 危ぶむなかれ 危ぶめば道はなし
踏み出せばその一足が道となり その一足が道となる 迷わず行けよ 行けばわかるさ」
一休さんの言葉なのか、良寛の言葉なのか、若しくは違う人の言葉なのか諸説ありますが、聞いた事がある人も多いと思います。
当時の人のことはよく分かりませんが、現代の日本人は兎角失敗を恐れ、一歩を踏み出せない人が多い気がします。
インターネットが発達し、さまざまな情報を簡単に手に入れる事ができ、ある程度のレベルであれば、失敗する事なく出来ることが増えているように見えます。しかしながら、試行錯誤を繰り返し、失敗を重ねながらしか達成出来ないことも沢山あります。
海外に住んでいる方なら国際語としての英語は必須と言っても過言ではないでしょう。日本人は英語を上手い下手という括りで捉えがちですが、言語に、特に国際語としての英語に上手い下手というものはなく、先ず通じる事が大事であり、次に何を話すのかということが重要だということです。様々な国の人が様々な訛りで喋り意思の疎通をしています。日本語訛りの英語でも怯む必要はありません。いくら流暢な英語でもつまらない事を喋っては相手もつまらないでしょうし、片言でもどんなに訛っていても興味深い事なら、相手も聞いてくれるでしょう。
上手に喋ってやろうという思いが強いと、それがプレッシャーとなり、思っている事も言えなくなるでしょう。片言でも良いので思い切って喋るのが後に繋がります。
ヨガに於いても、自分はクラスについていけるかどうかと質問、不安を口にする人が日本人には多いです。一般のヨガクラスで到底出来もしないことはしません。
出来るか、出来ないかではなく、やるという決意が大事です。迷った挙げ句結局何も始めない、少し辛いくらいで、少しうまくいかないくらいで、途中で辞めてしまうのは、自分の可能性を潰してしまうようで本当に勿体無いです。運動不足だった人にとって最初はキツいかも知れませんが、強い決意で乗り切れば、道は開かれていくはずです。